カワサキNinja 400でよくある故障と修理費用

転倒センサーの誤作動でエンジンが止まる

 

Ninja400には、転倒センサーというものが付けられています。
転倒センサーというのは車体が想定以上に傾いた時に機能し、エンジンコントロールを停止させます。
これは転倒時の車両火災や事故を起こしたときに無人走行を防ぐためにつけられているのですが、最近のモデルにはだいたいこれがついており、時々これが悪さをすることがあります。
キャブレター式のエンジンであれば、車体が傾くことによって自然とエンジンが止まりますが、インジェクションの場合は点灯して真横になったからといってもエンジンが止まることがないので、あえてこういったものを付けて安全性を高めているわけです。
格下モデルの250ccでは、このセンサーの取り付け不良によって不意なエンジンストップというリコールが出ていますが400ccではリコールにはなっていませんが、取り付け位置が悪いことからセンサーが間違った信号を出し、それがエンジンストップやメーター内にエラー表示を出すことがあります。
原因は熱、Ninja400ではエンジンの真上にあたる燃料タンクの下側に転倒センサーが付けられています。
エンジンの熱をまともにくらい、それでいて燃料タンクが覆いかぶさっているので、熱の逃げようがない、この状態が続くとセンサー自体がおかしな信号を出すようになり、システムはエラーを出し、安全のためにエンジンを止めてしまうということになります。
これは修理をする必要はなく、温度が下がるのを待てば再始動はできます。
ただ今後のために転倒センサーに断熱材などを巻くことを薦めします。
断熱材はホームセンターで1000円もしないで買うことができますので、それを集めに巻いておけば、再発防止をすることができるでしょう。

 

タペットクリアランスでタペット音増大

 

それから、これはこのモデルの持病といえるものなのですが、タペットクリアランスが大幅に狂うというものがあります。
このモデルのタペットクリアランスは自動車のように自動調整する機能が付けられているわけではなく、物理的なクリアランス調整で適正なクリアランスを保ちます。
激しく動く部分ですので、どうしても摩耗といったことで狂うことはあるのですが、どうやらカワサキのエンジンはこの部分が弱いようで、タペットクリアランス調整用のシムが熱などによって変形しやすいようで、それによって、バルブがきちんと閉まらなくなり、圧縮漏れなどを引き起こし、ひどい時にはエンジンストップとなってしまいます。
これはシリンダーヘッドを開けて、タペットクリアランス調整を行わなければなりません。
費用は工賃と交換用シムの部品代で25000円から30000円ぐらいとなります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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