スズキ スカイウェイブ400でよくある故障と修理費用

遠心クラッチが滑る

 

スカイウェイブ400ではクラッチの故障がよく出ています。
こうなるおおもとの原因は、格下モデルであるスカイウェイブ250と同じ部品を使って作られているということで、パワーもトルクも250モデルより高い400モデルに使っては壊れやすくなるのも当然かと思います。
よくある症状が、アクセルを開けてエンジン回転数が上がってもなかなか走り出さない、上り坂でアクセル全開にしてもエンジン回転数は高まるが、20km/hぐらいしか出ないといったいわゆるクラッチの滑りです。
スカイウェイブ400には他のスクーターモデルと同様に遠心式のクラッチが付けられています。
クランクシャフトの回転と連動しているクラッチインナーの回転によって生み出される遠心力によってばねで固定されているクラッチシューが外側に押し付けられて、タイヤを回そうとするといった構造です。
スカイウェイブ400では、このクラッチシューの開きが構造的に不完全になることが多いようで、エンジン回転数が上がってもクラッチシューが開き切らないので、クラッチが滑っている状態となってしまいます。
この事実はスズキでも承知の上のようで、クラッチに対策品が出されています。
修理をするにはこの対策品に付け替えることになります。
インナークラッチ、アウタークラッチ、ミッションオイルの交換となり、実費だとすると50000円以上の費用が掛かりますが、どうやらクラッチ周りの部品は無償交換になることもあるようで、そうなるとミッションオイル代として500円程度の費用で直すことになります。

 

スターターモーターの消耗が激しい

 

それからもう1つ、スターターモーターがどんどん弱っていくといった症状も出ているようです。
スターターモーターの調子が悪い場合は、モーター自体の故障、バッテリーの劣化、配線不良、レギュレターの故障などが疑われますが、バッテリーが何ら問題ない状態でスターターモーターのパワーが日に日に落ちていくといった症状を示す場合は十中八九、スターターモーター自体の故障です。
配線不良やレギュレターの故障であれば、だんだん弱っていくのではなく、いきなりスターターモーターが回らなくなるといった症状となるので、今回の症状では疑う必要はないでしょう。
スターターモーターはいわゆる普通の電気モーターですので、ブラシの摩耗などによってパワーダウンしていくものですが、そういった時のパワーダウンはとてもゆっくりとしたスピードで進みますので、毎日乗っている方であればオーナーでも気が付きにくいものとなります。
そういった方が急にスターターモーターのパワーダウンに気が付くぐらいでしたら、ブラシの摩耗どころではなく、モーター自体が焼き付く寸前になっているといっていいでしょう。
まだ回る状態でもあと数回、スタータースイッチを押した時点で全く動かなくなるはずです。
ここまで来たらブラシ交換など生易しい修理では直すことができませんので、スターターモーター自体の交換が必要となります。
費用は30000円ぐらいかかってしまいますが、社外品や中古部品を使えば部品代は4000円ぐらいで済ますことができますし、自分で交換作業をするのであれば、費用はそれだけとなります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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