スズキ スカイウェイブ650LXでよくある故障と修理費用

ミッション故障でタイヤがロックする

 

スカイウェイブ650LXで非常によく聞くトラブルが、リヤタイヤの突然のロックです。
二輪車にとって後輪のロックは、転倒を招く危険な状態です。
低速走行中であれば、コントロールもできますが、高速走行中にリヤタイヤがいきなりロックしてしまったら大惨事を免れないでしょう。
こうなる原因はトランスミッションの故障です。
スカイウェイブ650LXには湿式多板式クラッチとベルト駆動のCVTが搭載されています。
このCVTの内部には複数のベアリングが使われており、潤滑のためにオイルが使われています。
一部のベアリングはオイルにとっぷりと浸かっているのでいいのですが、中にはオイル面から上にあるものがあり、それらはCVT内部の回転によって巻き上げられるオイルによって潤滑されるようになっています。
問題はそのオイル面より上にあるベアリングで、このベアリングが思ったように潤滑されないことがあり、それによって摩擦熱が発生し、その熱でベアリングが固着したり、バラバラになってしまうのです。
そうなるとCVT内部にあるシャフトが回転することができなくなってしまうことから、ベルトを介してリヤタイヤの回転を止めてしまうのです。
これになりやすいのはCVTオイルの管理をきちんと行っていないもので、オイルの量が少なくなってくるとこの症状が出ます。
最初はトランスミッションあたりからシャーシャーという音が聞こえてきます。
この時点であれば損傷は少ないのですが、更に乗り続けると今度がガリガリといった音がするようになり、しまいにCVT内部のシャフトがケースを突き抜けて飛び出してくるようになります。
ここまでいったらすべて交換となってしまいますので、そうなる前に早く気が付いて適切な修理をした方がいいでしょう。
修理費は、すべて交換で70000円ぐらいとなります。

 

誤作動でセーフモードになる

 

それからこれはサービスキャンペーンになったものですが、システムがセーフモードになってしまうというものです。
最近ではバイクも電子制御される時代となりましたが、その電子制御によって一つの安全機能が付けられるようになりました。
それがフェイルセーフモードというもので、各センサーから入力されてくる信号に異常を検知するとそれ以上の故障を起こさないようにと、機能の一部を制限します。
スロットル開度が少なくなったり、トランスミッションの変速をしないようにしたりとスピードを上げて走らなくします。
しかし、このモデルではどこにもトラブルがなくてもフェイルセーフモードに入ってしまうことがあります。
その原因はイグニッションスイッチから発生されるノイズ、そのノイズをECUが拾って、過って「異常」と判断することから、どこにも故障個所がなくてもセーフモードに切り替えてしまうのです。
これは前期型だけに出ているトラブルで後期型ではすでに対策部品が使われているので、出ることはありません。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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