ハーレーダビッドソン VRSCDX でよくある故障と修理費用

スピードセンサー異常でtIPエラー

 

VRSCDXでよくあるトラブルにメーターにtIPというエラー表示がされるというものがあります。
このモデルには、メーター内にある液晶式トリップメーターがエラー表示用のディスプレイとしても使われており、ECUによる自己診断機能によって、何かしらの異常を検知するとそこに暗号のような文字を出して知らせる機能が付けられています。
ハーレーはハーレーでも現代版のハーレーはやはり先進的です。
その部分にtIPという文字が出るわけですが、それが面白いことに何もしていなければ出ないのに、例えば降りて押しているといった状態でも車体が動くとその文字が表示されるようなのです。
この表示はホイールスピードセンサーの異常を知らせる暗号です。
ホイールスピードセンサーはフロント周りにつけられているセンサーの一つで、フロントホイールの回転を拾ってそれをECUに信号として送る機能を持っているものです。
メーターにスピードが出るのもこのセンサーのおかげということになります。
このセンサーが壊れてしまうとフロントホイールの回転を検知することができなくなり、つねに無信号状態となることからシステムは異常を感じてエラー表示を指せるわけです。
少しでも動かした時エラーが出るのは、ホイールが回っていても全く信号が入ってこないからで、もともと信号が入ってこない停止状態ではエラーが出ないということになります。
修理はホイールスピードセンサーの交換ということになります。
費用的には部品代込で20000円ぐらいかかるでしょう。

 

クラッチオイルの交換はまめに

 

それからもう1つ、これは故障といったものではなく、故障予備軍となるものですが、クラッチオイルが汚れやすいようです。
このモデルには油圧式のクラッチが付けられており、クラッチレバーを握った時に発生する油圧を使って、クラッチを動かすようになっています。
しかし、そのオイルラインにおいて熱を拾いやすいようで、その熱によってオイルが劣化し、変色を引き起こし、更にクラッチ側についているクラッチプレートを押し出す構造に金属粉が出やすい構造となっているため、オイルにもその金属粉がまわってしまい、まるでヘドロのようになってしまいます。
この状態を見過ごしているとオイルラインのつまりとかクラッチ構造が壊れてしまい、突然クラッチが切れなくなってしまったということにもなりかねませんので、定期的に交換しておいた方がいいでしょう。
交換費用はだいたい3000円ぐらいとみておくといいかと思います。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・