ハーレーダビッドソン FXSTSBでよくある故障と修理費用

インテークマニホールド破損でエンジン不調

 

バッドボーイではエンジン周りのトラブルが多くなっているようです、
1つはエンジン始動困難や走行中のエンジンの息継ぎという症状を示すものです。
これは吸気側のトラブルで混合気の状態悪いことを示します。
その根本原因はキャブレターとシリンダーブロックの間にあるインテークマニホールド、その一部として使われているゴムの部分に亀裂が入ってしまい、そこから吸気を吸っていたというものです。
キャブレターより前の部分で空気を吸ってしまうのであれば、エアクリーナーを通過してきていないということ以外が何ら問題ありませんが、キャブレター以降で思ってもみないところから空気を吸ってしまうのは、混合気比率がリーンに傾いてしまうため、冷えたエンジンをかけることは難しいですし、空燃比の変化によってエンジン自体も本領を発揮することができなくなります。
ゴムはいずれにしても経年劣化や熱の影響によって柔軟性を失うことになり、そこにVツインの大きな振動がかかってしまえばどんなゴム製品でもひび割れしてしまいます。
エンジンマウントやブッシュのようにここも消耗品として考えなければならないでしょう。
修理はこのゴムの部分を交換するだけで直すことができます。
修理費用としては工賃含めて5000円ぐらいとなります。

 

カムの表面剥離

 

それからヘッド周りによく出るのがカムシャフトの破損です。
ハーレーはOHVですのでカムシャフトはシリンダーヘッド内ではなく、クランクケースの横におさめられているわけですが、そのカムシャフトとプッシュロッドにつながるタペットが当たる部分の表面が剥離してしまうというトラブルが多く出ています。
カムシャフトのその部分は摩擦に耐えられるように表面だけに特別な熱処理がされて丈夫なつくりとされています。
しかし、この熱処理があまり良くないようで使い続けていくと果物の皮のように表面だけがパリッと剥がれてしまい、タペットを削りながら走ることになります。
当然ながら異音の発生や動力性能の悪化は免れません。
修理はカムシャフトやタペット、場合によってはプッシュロッドまで交換しなければならないでしょう。
修理費用はカムシャフト交換だけで30000円ぐらい、それ以外にション商箇所がある場合は50000円にも80000円にもなることがあります。
交換するついでの社外品のカムプロフィールの違うものを付けるというのもいいかもしれません。
社外品でも品質の高いもの出れば、純正部品以上の耐久性を持っているので、トラブル回避にもなるかと思います。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・