ハーレーダビッドソン FXDWGでよくある故障と修理費用

プライマリーケースからのオイル漏れ

 

FXDWGの古いモデルでよく出るトラブルがプライマリーケースからのオイル漏れです。
プライマリーケースといってもそれ自体が単なるカバーでしかないので、本来のオイル漏れ箇所はトランスミッションのメインシャフトやシフトリンケージがつながるシフト用のシャフトの付け根からのミッションオイル漏れということになるのですが、そこからにじみ出てきたミッションオイルが、プライマリーケースとトランス身ションの間にたまり、それが隙間から漏れてきてしまうという形になります。
メインシャフトやシフト用のシャフトからのミッションオイル漏れはハーレーと名の付くモデルであれば、全モデルにおいてミッションオイル漏れがあるのでそれ自体が大問題となりますが、それによって引き起こされるプライマリーケースからのオイル漏れはこのFXDWGでいえば、年式が古いモデルのみとなります。
この違いは、プライマリーケースにシールが付けられるようになったことによります。
古いモデルはこの部分は単に金属と金属の組み合わせであって、多少なりとも隙間が空いていることになりますが、現行型や現行型に近いモデルではこの部分にシールが設けられていて、もし仮に内部でオイル漏れであったとしてここで受け止めるということができるのです。
ただ、これがついているということで安心してはいけません、オイルが充填されていないところからオイルが漏れているということはその内部でオイルが漏れているということですので、まずはそちらを何とかしないといけません。
シールを追加して、同時に液体ガスケットなどを使ってすべてのオイル漏れ箇所を直してくみ上げる形になりますので50000円以上の修理費用が掛かります。

 

オイル下がりとオイル上り

 

それからこれもハーレーの定番となるトラブルのオイル上りとオイル下がりです。
ハーレーは大排気量エンジンでありながら2気筒エンジンとなっているため、シリンダー一つ一つの負圧がかなり高くなります。
その強い負圧によって、アメリカ人が完璧(?)とする状態でエンジンを作ったとしても、軽度の劣化やちょっとしたことだけで、その負圧に負ける部分が出てきてしまうわけです。
その影響を強く受けるのがピストンリングとバルブシールです。
ピストンリングはシリンダー内の密閉性を高めるものとシリンダー内壁に付いたエンジンオイルをかき取る機能が持たされています。
このピストンリングが摩耗によってシリンダー内壁との間に隙間が空いてしまうことから、エンジンオイルを買い取ることができず、負圧も手伝って、燃焼行程においてもエンジンオイルが大量に残ってしまいます。
これがオイル上りです。
それともう1つ、バルブとシリンダーヘッドの間にあるバルブシールが劣化によって密閉性をなくし、バルブが閉じている時でも少し開いた形となり、そこからシリンダーヘッド内のエンジンオイルが流れ込むことによって、燃焼行程でエンジンオイルが大量の混ざった混合気を燃やしてしまいます。
これがオイル下がりです。
ハーレーのエンジンでこの2つのものがよく起こります、それもほぼ同時に起こることが多いので、修理としてもオイル下がるとオイル上りの両方の修理を行います。
ほぼオーバーホールに違い作業を行いますので10万円ぐらいは覚悟しておきましょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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