ハーレーダビッドソン FLSでよくある故障と修理費用

スターターピニオンギヤの破損

 

FLSのスターターにつけられているスターター機構はモーター部につけられているピニオンギヤをクラッチが付けられている部分の外側にあるクラッチギヤに合わせることで機能します。
スターターモーターが回っていない時はギヤ同士はかみ合っておらず、スターターモーターが回ると自動的にモーター側のピニオンギヤがスライドして出てきて、そこで初めてピニオンギヤとクラッチギヤがかみ合う形となり、クランキングができるようになるという仕組みになっています。
実はこのモデルではこのピニオンギヤとクラッチギヤが破損することが多くなっています。
構造的にスターターモーターをまわすと大なり小なりピニオンギヤとクラッチギヤがぶつかることになりますので、多少角が削れたりすることはありますが、このモデルのようにピニオンギヤが派手にかけたり、大きな傷がついてしまったりするのはやはり異常です。
こうなるのはやはり、大排気量で2気筒しか持っていないエンジンの特性からクランキングに相当な力が必要で、それによってギヤに大きな負担がかかるからでしょう。
それが今まで何十回、何百回も行われているので、ちょっとした衝撃で掛けてしまうのも当然かもしれません。
こういった状態になるとスタータースイッチを押すとかなりけたたましい音がします。
カキン!といった音がしたらギヤかけの始まりです。
その後何回もスターターモーターを回し続けると金属同士が削れるような音になり、最終的にはモーターの唸り音しかしなくなります。
この唸り音が聞こえた状態はスターターモーターが空転している状態で、クランクシャフトとのつながりが全く得られていない状態を示します。
ここまで来たら最早エンジン始動はできなくなりますので、ここに至る前の修理に出した方がいいでしょう。
修理は主にピニオンギヤとクラッチギヤの交換を行います。
費用としては10000円ぐらいの部品代と工賃で15000円ぐらいとなります。

 

スターターモーターも短命

 

一方、同じスターターモーターがらみのトラブルで、スターターモーター自体の故障というものもよく出ています。
これも負担がかかる事によって出るのでしょう。
モーター内のコイルやマグネットだけを交換するという手もありますが、完全に直そうとするのであれば、やはりスターターモーターのアッセンブリ交換をした方がいいかと思います。
アッセンブリ交換でも費用は25000円ぐらいで済みますので部品交換と比べてもそれほど違いはないかと思います。
それよりもアッセンブリ交換したという安心感の方がありがたいのではないでしょうか。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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