CB150Rでよくある故障と修理費用

ステムベアリングのガタは組み付け不良

 

150ccクラスのオートバイは日本で乗られることがあっても正規で販売されることがないものがほとんどです。
このCB150Rも日本で販売はされておらずインドにあるホンダで東南アジア向けに作られているモデルです。
インド製のオートバイは中国製、タイ製に並んでいろいろ品質に問題があることが多く、その多くは設計ではなく製造工程で生み出されることとなります。
要するに生産時のクオリティが低いということです。
このモデルでも早期に国産品ではありえないトラブルが発生します。
よく聞くのが、たとえば取り回しをするためにハンドルを両手で握って押すときにハンドルがガタつくといったものやハンドルを左右に曲げるとある一定の位置で、引っ掛かりを感じるとか、真っ平な道路なのに、まるで深いわだちの部分を走っているかのようにハンドルが取られるふらつくとか、車体自体が若干左右に傾いてしまうといった症状を表すものです。
これはハンドルやフロントタイヤが付けられている部分と車体との結合点、ステム部分に必要以上のクリアランスがある場合の起こるもので、国産オートバイでも何万キロも走っっているものではよく出るトラブルです。
ここに必要以上のクリアランスが出るということはフレームとフロントフォークを繋ぐ部分、ステム部分に入れられているシャフトやステムベアリングというベアリングにガタが出た時で、走行距離が相当進んでいるものでないと起こることがないものです。
それがたった数千キロ、数万キロでぐらい走っただけで出てしまうCB150Rは、距離による劣化、距離による摩耗ではなく、新車の状態でクリアランスがおかしい、組み付け方法がおかしいということになります。
こういった症状を持つCB150Rのステム周りを分解してみるとまるで素人が整備をした時のようにステムベアリングがきちんとおさまっていなかったり、ステムを固定するボルトが確実にしまっていない場合が多いようです。
早い話、ホンダが作業指示書で指定した組み付け方法、締め付けトルクを守っていない状態で作ってしまったということでこれが日本だったら大変な問題になっていたことでしょう。
もちろん日本にも入ってきているわけですが、逆輸入車、並行輸入車ということですべて自己責任となるため、問題にはならないようです。
修理はステム周りの部品を交換することになります。
主にステムベアリングの交換ということになりますが、ステムベアリングはステムシャフトの上下に1つずつつけられているので、それを両方交換し、きちんとグリスアップしたから組み付けます。
当然ですがベアリングを組み付けるためのステムナットの締め付けやトップブリッジを固定するボルトは既定の締め付けトルクで締め付けることになります。
費用は部品代と工賃でだいたい20000円から30000円ぐらいとなります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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