PCX150でよくある故障と修理費用

エンジンの異音はカムチェーンテンショナーが原因

 

気軽に乗れるスクーターとして作られているPCX150ではその気軽さゆえにメンテナンスの悪さからくるトラブルが多く出ています。
その一つがこういった症状、エンジンをかけるとエンジンからガチャガチャとかカリカリといった音が聞こえてくるというものです。
この音はエンジン回転数と共に大きくなったり小さくなったり、稀に音が止まったりするようで、走行スピードによる変化はないといったものです。
この症状が出る原因はカムチェーンテンショナーの故障からくるものです。
カムチェーンテンショナーはクランクシャフトから回転を取り出し、それをカムシャフトで伝えるためにつけられているカムチェーンの張りを調整する部品です。
調整といっても常に適度な張りを与えるだけのものですが、ドライブ系のチェーンのように手動でチェーンの張りを調整することが構造的に難しいため、カムチェーンテンショナーというものでカムチェーンが延びたとしても張りを与える機能を付けたというわけです。
カムチェーンテンショナーの構造はカムチェーンにテンションを与えるスプリングとシャフトが付けられているといった簡単な構造なのですが、常に力が加わっている部分でもありますし、オイルで潤滑されている部分ですので、劣化によって伸び縮みする部分が固着してしまうことがあり、たとえカムチェーンが延びてしまったとしてもカムチェーンの張りを調整することができなくなってしまいます。
そうなるとエンジンの回転にあわせて緩んだカムチェーンがチェーンケースの中で暴れるようになり、チェーンケースの内側に干渉することで異音を出すことになるわけです。
更にひどくなるとクランクシャフトとカムシャフトの回転の同調がとれなくなる、要するにバルブタイミングが狂うことでエンジンの不調をきたすこともあります。
修理はカムチェーンテンショナーの交換を行います。
場所はシート下にあたる部分、ちょうどスロットルボディの真下あたりにボルト2本で止められています。
それを取り外して新しい部品の交換することですんなり直ってしまいます。
費用は工賃あわせても10000円ぐらいで済みますのでたいした負担にもならないでしょう。
自分で行うのも可能です。
カバーやスロットルボディを取り外したり、横に避けたりするのが少しばかり面倒ですが、交換作業自体は2本のボルトの付け外しだけですので、ちょっとでも整備をしたことがある方であれば容易に行うことができると思います。
自分でやれば当然のごとく工賃はかかりませんので、もっと安く上げることができるでしょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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