FTR223でよくある故障と修理費用

カムチェーンテンショナーリフターの故障とオイル漏れ

 

FTR223シリーズの持病といっていいトラブルがカムチェーンテンショナーリフターの故障とその周りからのオイル漏れです。
このモデルは空冷式単気筒OHCエンジンと非常に単純な構造を持つエンジンが採用しているので、エンジン自体が壊れるということはあまり聞きませんが、このカムチェーンテンショナーリフターの故障によるタペット音の増大、カムチェーンの干渉による異音などのトラブルがたくさん起きています。
カムチェーンテンショナーリフターは内部につけられているカムチェーンテンショナーにテンションをかけ続ける部品で、構造的にはスプリングを内蔵しただけのものです。
買うチェーンに適度な張りを与えるために、カムチェーンテンショナーを押す力を与えるのがこの部品の役目ですので、この部分の故障、そのほとんどがスプリングのへたりによるテンション不足によって、カムチェーンが緩み、カムシャフトにかかるテンションも変わることからタペット音が増大し、緩んだチェーンがエンジン内で暴れることから内部に干渉して、金属を削るような音を立てるわけです。
このエンジンの弱点といっていいものですが、ひどい場合ですと30000kmぐらいでスプリングが下手ってしまうこともあるようです。
修理としてはこのカムチェーンテンショナーリフターを交換することになります。
カムチェーンテンショナーリフターはシリンダーブロックの下側、進行方向とは逆側につけられています。
ヘキサゴンボルト2本で取り付けられているのですぐにわかると思いますが、一度スターターモーターを外さないと作業ができないのでそれにちょっと手間を取るでしょう。
ボルト2本緩めて古いカムチェーンテンショナーリフターを取り去り、新しいものに付け替えるのですが、その時にガスケットを入れることを忘れないでください。
この部分はオイル漏れを起こすことが多く、今回のトラブルでも出ているので、古いものを使いまわすのではなく、必ず新しいガスケットも購入し、それを使って取り付けるようにしましょう。
相手はシリンダーブロックですので、ボルトの締め過ぎに注意しましょう。
ネジ切ってしまうとシリンダーブロックを降ろす作業を強いられます。
費用としてカムチェーンテンショナーリフターとそのガスケットの部品代として5000円ぐらい、修理に出すと別途工賃とし30000円ぐらい取られることになります。
ちなみにねじ切ってシリンダーブロックの加工が必要となると30000円はかかると思います。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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