XL230でよくある故障と修理費用

フォークオイルの漏れでブレーキが効かなくなる

 

オフロード志向の強いトレッキングバイクはどうしてもサスペンションに負担がかかりがちです。
むしろオフロードばかりを走ることを前提したつくりとなっているモトクロッサーの方がそういった面もきちんと考えられているサスペンションを持つため、耐久性が高く剛性感のある足回りを持っています。
XL230は見た目こそモトクロッサーのような姿をしていますが、当時の開発コンセプトは日常での舗装路でも、オフロードでも走破することができるトレッキングバイクであって、オフロードを走る性能は持つが、それこそ週末にちょこっと走るといった感覚でとられているので、モトクロッサーのような頑丈なものは与えられていないわけです。
そういってモデルで、見た目で受けた印象からオフロードをガンガン走るような形をとるとすぐに足回りに負担が書かてしまいいろいろなトラブルが出始めるのです。
オフロード走行はXL230にとってはオーバーワークといっていいでしょう。
ではどういったトラブルが出やすいかというと一番多いのがフロントフォークからのオイルにじみです。
フロントサスペンションは最初にぎゃっぷをひろうところですのでとにかく大きな衝撃が加わります。
中にはその衝撃が強すぎてフロントフォークが曲がったりねじれたりしてしまうほどです。
そのフロントフォークには内部にコイルスプリングとショックアブソーバーの機能として各種のバルブとフォークオイルというオイルが入れられています。
フォークオイルはアウターチューブの中に充填されていて、その中をインナーチューブやそれに直結した形で付けられているピストンロッドなどが上下方向に激しく動いているといった構造を持ちます。
内部でオイルがバシャバシャされているので、インナーチューブとアウターチューブの間の隙間から圧力の関係で表に出てこようとするにですが、それを許してしまうとフォークオイルがどんどん減ってしまい、ショックアブソーバーの役目を果たすことできなくなってしまうので、オイルシールをインナーチューブとアウターチューブの隙間を埋めるように付けて、それで蓋をした形とすることで漏れないようにしているわけです。
負担がかかるとどうなるかというとそのオイルシールや更にもう1つ、外部からごみや汚れが入ってこないようにするダストシールというものが、インナーチューブの激しい上下運動、そしてわずかに前後左右に振れることで傷んでしまい、内部のフォークオイルをせきとめることができなくなり、インナーチューブに伝って表に出てきてしまうようになります。
そしてもう1つ、XL230のように古いモデルとなるとインナーチューブにポツッッと点サビができることがあり、その錆によってオイルシールが痛めつけられてそこからオイルが出てきてしまうこともあります。
オイル漏れがひどくなるとドラムブレーキにまで垂れてしまい、それが内部に侵入するとフロントブレーキが効かなくなるという危険な状態になります。
修理はとりあえずオイルシールやダストシールを交換することになりますが、純正パーツがほとんどないことから社外品や汎用品を加工して付けることとなるでしょう。
錆がひどい時はインナーチューブの交換やメッキ加工のやり直しが必要となります。
シール類の交換で20000円ぐらい、インナーチューブの交換で50000円ぐらい、メッキ加工のやり直しで50000円ぐらいかかります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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