CB350Fourでよくある故障と修理費用

CB400Fourと並んで人気のある旧車のCB350F、このモデルもかなり古いので、どこにトラブルが出てもおかしくありません。
その中でこのオートバイを手に入れて必ず悩むのが点火系のポイントの故障です。

 

4つのポイント調整が必要

 

このモデルは古いため、CDIなどではなく、ポイント式の点火装置を持っています。
ポイントとは、スパークプラグに火花を散らすタイミング、いわゆる点火タイミングをつかさどるところで、このポイントで一次電流のオンオフをすることによって、火花を散らす、散らさないを決めています。
構造としては非常に単純で、クランクシャフトに同調して回転する軸に偏心したカムが付けられており、そのすぐ脇にあるスイッチをそのカムがオンオフを繰り返すという形になります。
カムが出っ張っているときはスイッチオフ、へこんでいる時はスイッチオンとなり、オンになった時が点火タイミングとなります。
CB350Fは4気筒エンジンですので、このスイッチ、要するにポイントが2つあり、向かって右が2番3番用のポイント、左が1番4番用のポイントとなります。
問題はこのスイッチにあたる部分です、カムによって押されて端子と端子が離れたり接触することで、ポイントの端子が減っていき、それが進むと接触不良から失火状態となったり、点火タイミングがずれてしまいます。
ポイントが付けられているアーム部分もスプリングがついているのでそのスプリングのへたりによって、正常に端子同士が接触しなくなるということもあります。
こうなるとエンジンが不調をきたします。
アイドリングが安定しない、加速が延びない、高回転まで回らないといったエンジンの調子全体に影響をもたらします。
修理としてはポイントの端子が減った場合はその端子の交換、スプリングが弱ってきた場合はそのスプリングを交換することになりますが、基本的にはこのポイント構造ごとアッセンブリー交換をした方がいいでしょう。
しかしです、この部品が今現在ほとんどありません。
それもそのはず、今から40年以上も前のモデルですので純正部品の供給もないですし、中古部品もほとんどありません。
そこで社外品を使って直したり、他車のものを流用したり、あるいは思い切って、CDI化してしまうという方法を取ります。
費用としては、社外品、状態の良い中古品を使って直す場合で25000円ぐらい、流用パーツで30000円ぐらい、CDI化で40000円から50000円ぐらいといった金額になります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・