GB500TTでよくある故障と修理費用

チョークワイヤーの根元が折れる

 

GB500TTぐらいの年式ともなると構造は古典的で燃料供給もキャブレターで行うことが多いものです。
エンジンをかける時に使うチョークもハンドルにあるレバーを動かして手動でチョークを行うようになっているものがほとんどです。
実はこのGB500TTではそのチョークに関わるトラブルが出やすいようです。
チョークとは冷間時のエンジン始動など、エンジンがかかりにくい状況下でエンジンをかける時に使うもので、通常の状態より少し濃いめの混合気を作ることを言います。
構造的にはメインポート、スローポートの他にもう1つチョーク用のポートがキャブレターのインテーク内に開けられており、そのポートのバルブの開け閉めをハンドルにあるレバーと直結したワイヤーで引っ張ることで行います。
レバーを引っ張ればチョークポートが開き、燃料を増量し、レバーを戻せばチョークポートが閉じ、通常通りのスローポートとメインポートからの燃料供給でエンジンを動かすということになります。
ということはレバーに直結しているワイヤーがキャブレターに繋がっていることになりますが、GB500TTではそのワイヤーハーネスとキャブレターとの結合部分樹脂パーツが使われているのです。
その樹脂パーツはキャブレター側に切られた雌ネジにつけられるため雄ネジが切ってあるのですが、そのネジが切られている部分とねじ込むためにつけられているつまみ状になっているところの間で折れることが多いようです。
ネジが切られている部分はしっかりとキャブレター側におさまっているので強度的には問題ないですが、飛び出した形となっている部分は常にワイヤーのテンションがかかっており、更にエンジンの振動などによって連続的に動かされるため、その根っこデポきっと折れてしまうのです。
そもそもの原因は経年的なものと熱による劣化ですが、樹脂部品としたことや樹脂の質なども原因といっていいでしょう。
この部分が折れてしまうと、その折れたところからキャブレターが空気を吸ってしまうことから燃調が狂います。
それによってアイドリングの不安定、ふけの悪さ、パワーダウンといった症状が出始めます。
燃調があっていて、それまで好調だったのに急に調子が悪くなったといった場合に疑ってみるといいかもしれません。
修理はこの樹脂パーツだけを交換することで行います。
部品代は約2000円ぐらい、プロにお願いしても1000円ぐらいの工賃で済みますが、素人でもできないことはありません。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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