CBX550Fでよくある故障と修理費用

クランクメタルのオイル切れでオーバヒートする

 

CBX550Fで相当けたたましい異音がエンジンから発せられるといったトラブルが起きています。
特に日常的に乗らない方とか、しばらく中古バイク店におかれていたものなど、長時間エンジンがかけられていなかったものによくあります。
音の質としては、まるで電気モーターにかなり無理がかかって、今にも止まりそうな状態の時に出るようなうなり音、その音がエンジン回転数を比例して大きくなったり小さくなったりするものです。
もちろんニュートラルにしていてアクセルをあおった時でも音が出ます。
こういった症状は完全にエンジン単体でのトラブルで、エンジンからクラッチ、トランスミッションの手前までのトラブルが考えられます。
そしてもう1つ、オーバーヒートしやすいという点、オーバーヒートといえば空冷エンジンを搭載しているのでオーバーヒートしやすいということもありますが、真夏の炎天下の中で渋滞にはまってノロノロ運転を強いられるとか、高回転域を多用したということがない限り、さすがのCBX550Fでも簡単にオーバーヒートなどしません。
それなのに、市街地を数キロ走っただけで、エンジンがかなり熱を持ち、パワーダウンを感じるようになるのは明らかにおかしいといえるでしょう。
このトラブルの原因は回転部分の油膜切れ、特にクランクシャフトとコンロッドの結合部分に入れられているクランクメタルという部分に油膜切れが起こり、潤滑がうまく行われていない中でエンジンをかけていきなり走り出してしまうとクランクメタルを傷つけてしまうばかりか、クランクメタルの異常摩耗を起こしてしまい、クラックシャフトとコンロッドの間に大きなクリアランスができてしまうためにその部分からゴリゴリといった音がして、それが繰り返されるために大きなうなり音として聞こえるようになるわけです。
どうやらこの時代のホンダの4気筒エンジンが油膜切れが早く起こるようで、それによってエンジン内部の潤滑不足になりやすいようです。
やはり、エンジンというものは暖機運転が必要であるということがこのトラブルからよくわかります。
オーバーヒートも実はこれが原因、熱源となるのは潤滑がうまくいっていないクランクメタルで、無理やり回されるため、そこで摩擦熱が発生して、それがエンジン全体の回ることで起きます。
修理としては基本はクランクメタルの打ち替えということになりますが、この部分にこれだけの損傷が出るくらいですから他の部分もきっとガタガタでしょう。
最終的には30万円ぐらいかけてエンジンのオーバーホールを行わなければなりません。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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