CBR600Fでよくある故障と修理費用

カムチェーンテンショナーの故障でエンジン内部を削る

 

これはある意味でCBR600Fの持病といっていいものです。
症状はエンジン起動時にエンジンから聞こえてくるガラガラ音です。
ガラガラ音といえば、詳しい方であればすぐにわかるかと思いますが、カムチェーンの音です。
このモデルに搭載されているエンジンは直列4気筒DOHCエンジンでカムシャフトが2本、シリンダーヘッド内につけられています。
カムシャフトがバルブを押し下げるためにはこのカムシャフトが回転する必要があるのですが、回転するクランクシャフトはエンジン下部につけられており、シリンダーヘッドのはるか彼方に位置することになります。
ではどうやってクランクシャフトの回転を上にあるカムシャフトに伝えるかというとこのモデルでは金属チェーンと2つのスプロケットで駆動しています。
モデルによっては複数のギヤを使ってカムシャフトを回転させるものもありますが、CBR600Fでは古典的なカムチェーン駆動となっています。
さてこのカムチェーンですが、ドライブ用のチェーンと同じように金属製のチェーンを使っているのですが、金属といえどもずっと使い続ければいずれは伸びてしまいます。
ドライブチェーンの針を調整するのと同じように一定の張りを確保しておかなければならないのですが、厳しいことにカムチェーンはエンジンブロック中に収められているので、直接張りの調整ができないのです。
そこで常にスプリングのテンションをかけておくチェーンテンショナーという部品が必要になるわけです。
適度なテンションをかけておけば、チェーンがのびたとしても適切なチェーンの張りを確保することができるので、少しばかりチェーンがのびたとしてもそのまま乗り続けることができるわけです。
こういった装備が付けられているのに、エンジンからガラガラという音が聞こえてくるということはこのチェーンテンショナーによって適切なチェーンの張りを確保することができず、チェーンケースの中でチェーンが緩んで暴れている状態を示します。
あばれてチェーンケース内やシリンダーブロック、シリンダーヘッドの内部を削っている音です。
ではなぜチェーンテンショナーがチェーンに張りを与えることができないのかというとチェーンテンショナーをチェーンに押し付ける役目のあるカムチェーンテンショナーリフター内部のスプリングが劣化しているか、故障しているかのどちらかです。
幸いなことにこのカムチェーンテンショナーリフターはエンジンの外から交換できるようになっているので、カムチェーンが内部をずたずたにしていないのであれば、これを交換することでガラガラ音を解消することができます。
部品代3000円、工賃3000円ぐらいで直すことができるでしょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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