HORNET600 でよくある故障と修理費用

配線はずれで電装系全滅

 

ホンダのバイクは電装系に脆弱性を持つなどといわれていますがこの故障もそのうちの一つとなります。
症状としては停止状態からスタートしようとした時に、突然タコメーターやスピードメーターの針が0になってしまい、警告灯もすべて消えてしまったと思ったらエンジンまで停止してしまうといった有様、急いでスタータースイッチを押してもスターターモーターすら回らない状態で、どうすることもできないといったものです。
これは一見してホンダのオートバイによくあるレギュレターのパンクやジェネレーターの故障などといった、いわゆる電装系の故障によるバッテリー上がりと同じ症状ですが、今回のパターンは違うようです。
確かにバッテリーの電圧は9Vを下回っている状態で完全なるバッテリー上がりということになりますが、問題はそれに至る原因です。
まずよくあるパターンのレギュレターのパンクですが、検電テスターで抵抗値を測ったりして異常を調べても全く問題がないようで熱による変形もありません。
次にこれもよくあるジェネレーターのステーターコイルの破損もみましたが全く問題はありません。
そして最後にこれもよくある配線やカプラーの溶けを見るとわずかに変形や変色が見られますが、接触不良を起こすほどではなかったようなのです。
しかしここで1つだけおかしかったのが、ジェネレーターからレギュレターに伸びる配線の一つが少したるんでいるようになっていることです。
こういったハーネスは作る際にきれいに取りまわせるようにと複数のコードがあってもみな同じ長さになるように組み立てらえています。
本数が多いものですとコードというよりも帯のようになっているぐらいきちんと作られているものなのです。
その中で一本だけ浮いて見えるということはどちらかのカプラーの付け根からコードが外れているということになります。
チェックしてみるとレギュレターで発電された電力をレギュレターの送るための一番大事なコードがカプラーの中で外れていたようなのです。
カプラー自体も若干やけ気味ですが、接触不良を起こすような状態ではなかったのですが、熱によって外側ではなく、内部で溶解が起きていて、配線の端子を買締めている部分が緩くなったのでしょう。
それでエンジンや車体に振動などによって少しずつ抜けていってしまい、エンジンが止まった時にすっぽり抜けてしまったということになります。
たった一本の配線が抜けただけでこれだけのトラブルになってしまうのは現代の電子制御部品の塊となったオートバイ全体の弱点といえるでしょう。
修理は抜けた配線を元に戻すだけなのですが、カプラー自体が少し溶けているのでカプラーも交換したいとことです。
しかし、残念ながら純正パーツとしてはカプラーだけの部品供給がなく、メインハーネスごと交換しなければなりません。
部品代に22000円ぐらい、工賃に10000円ぐらいの費用が掛かります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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