XR650Rでよくある故障と修理費用

カウンターシャフトスプラインの摩耗でスプロケットが空転する

 

ラリーレイド用の競技用モデルとして作られているXR650R、国内では販売されていませんが逆輸入して保安部品を付けて公道用モデルとして乗ることができるモデルです。
競技用モデルだけあってパワフルなエンジンと高い耐久性を持つのですが、パワフルだけあって駆動系の負担がかなり高く、それによって故障してしまうことがあるようです。
その一つがカウンターシャフトとドライブスプロケットの摩耗です。
エンジンで生み出されたパワーはクラッチ、トランスミッションと伝わり、そこからチェーンを介してリヤタイヤにもたらされます。
そのチェーンを動かすのがドライブスプロケットで、トランスミッションケースから飛び出しているカウンターシャフトにつけられています。
カウンターシャフトが回転することでスプロケットも回り、それがチェーンを駆動することになるわけですが、そのカウンターシャフトとドライブスプロケットの結合部分がすり減ってガタが出てしまったり、スプロケットが空転してしまったりすることがあります。
カウンターシャフトとドライブスプロケットは、カウンターシャフトに切られた深めのスプラインとそれにあわせたドライブスプロケットの内側の溝によってがっちりとはめ込まれています。
もちろんプレートと2つのボルトでも固定されているので、そう簡単には外れません。
しかし、何十回、何百回、何千回と加速・減速を繰り返していくうちにスプラインが減っていってしまい、ドライブスプロケットの内側に溝とあわなくなってしまいます。
最初はガタが出る程度なのですが、それをそのままにして乗り続けるとそのガタがどんどん大きくなってしまい、しまいには、カウンターシャフトがドライブスプロケットの内側で空転してしまい、激しい異音と共に走ることができなくなってしまいます。
このトラブルを直そうとするとかなりのお金がかかります。
単純に考えれば、カウンターシャフトとドライブスプロケットを交換すればいいように思えますが、カウンターシャフトの交換は意外と大変な作業で、もはやトランスミッションのオーバーホールに近い作業となってしまいます。
なので、工賃だけでも10万円以上かかる事になり、トータルで15万円ぐらいになってしまうようです
競技車両ですのでこういったところも耐久性が高められているものですが、逆に競技車両というのは、その競技中だけ持ってくれればいいといった考え方もあり、レースのたびにオーバーホールや部品の交換をするようなことを行いますので
市販車両としての耐久性とはちょっと違います。
何年も持つようには作られていませんので、どうしても競技車両ゆえの弱点が出てきてしまいます。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

関連ページ

CBR650F でよくある故障と修理費用
CBR650F のよくある故障と修理費用、その内容に関するページです。
CB650Fでよくある故障と修理費用
CB650Fのよくある故障と修理費用、その内容に関するページです。
BROS650でよくある故障と修理費用
BROS650のよくある故障と修理費用、その内容に関するページです。