NC700X DCTでよくある故障と修理費用

シフトドラムセンターボルトが折れて変速できなくなる

 

NC700X以外でもDCTが搭載されているモデルでは何かとDCTがらみのトラブルが付きまといます。
よくあるのが、一定のギヤで固定されてしまうとか、エンジンスタート時にギヤが入りっぱなしになっているため、安全装置が機能してスターターモーターが回らないなどといったようなものが多く出ています。
しかし、それらすべての故障が解決されているわけではなく、中にはホンダ自体もどうしてそういった症状が出るのか分からないというものもあるようです。
逆に原因が判明しているものもあるようですが、その一つがシフトドラムセンターボルトが折れてしまうというものです。
シフトドラムとはマニュアルトランスミッションの変速をつかさどるもので、これを既定の位置に回すことによって、トランスミッションが変速するようになっていて、マニュアルトランスミッションを2つつけたような構造であるDCTにもつけられています。
マニュアルトランスミッションではこのシフトドラムに固定されているアームにシフトリンクがつながっていて、そのシフトリンクをシフトペダルで切り替えることで変速動作をしますが、DCTではシフトドラムに固定しているアームを電気モーターで機械的に動かす構造となっており、それによって自動変速ができるようになっているのです。
シフトドラムセンターボルトというのは、シフトドラムの中央につけられている長いボルトで、ナットによってアーム類が固定されているところです。
このシフトドラムセンターボルトが折れているということは変速するためにアームを動かし、シフトドラムを回転させようとしても軸となるシフトドラムセンターボルトが折れてしまっているため、正常に変速動作を取ることができず、それが変速不能、ギヤの固定を引き起こしてしまうようです。
ただ、これはDCTならではの構造ではなく、一般的なマニュアルトランスミッションにも使われているわけですので、構造的な欠陥ではなさそうで、しいていうのであれば、シフトドラムセンターボルトの強度不足、自動変速に用いる動作の力が強すぎるのかもしれません。
折れたものはどうすることもできませんので新しいものに交換することになります。
交換するものは、シフトドラムセンターボルトとシフトドラムにつけられるピンだけで部品代としては1000円もかかりません。
しかし、この部分を交換するためにはオイルを抜いて邪魔なもの取り外して、DCTを分解して、ECUをリセットしてとかなり手間と時間がかかる作業が伴いますので、工賃が50000円以上かかります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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