パシフィックコースト でよくある故障と修理費用

オートバイのような、スクーターのような不思議なスタイルを持つパシフィックコーストですが、このモデルで定番となっているのがクラッチのトラブルとトランスミッションのギヤ抜けです。

 

熱でクラッチオイルが劣化しやすい

 

クラッチのトラブルはとにかくクラッチが重たくて仕方がないというものですが、このモデルには油圧式のクラッチが付けられており、その油圧系統が劣化するとクラッチ操作が急に重たくなってしまうそうです。
その多くがクラッチオイルの劣化からそうなることが多いらしいのですが、通常ではクラッチオイルなどそうそう劣化するものではなく、ブレーキオイルよりも劣化が遅れるのが一般的です。
しかし、このパシフィックコーストは見てもわかるようにほとんどの部分にカバーが付けられており、熱の逃げ場がなく、エンジン周りにかなり熱がたまります。
クラッチもそのエンジンのすぐわきにつけられているので熱の影響をもろに受け、その熱によってクラッチオイルが急激に劣化してしまうようです。
同時にクラッチ用のマスターシリンダーのカップも傷みが激しいようで、中にはクラッチレバーをしっかり握っていてもクラッチが完全に切れない状態になるものもあるそうです。
修理はクラッチの油圧系統をオーバーホールします。
オーバーホールといっても、クラッチオイルやカップ、Oリング、パッキンなどといった部品単価が安いものばかりを複数を必要とするだけですので、部品代としてはたいしてかかりません。
しかし、作業が複雑で面倒な部分がたくさんあるので、部品代より工賃の方が高くなり、だいたい30000円ぐらいの費用が掛かってしまうでしょう。

 

シフトフォークも摩耗でギヤ抜けを起こす

 

それからトランスミッションのギヤ抜けですが、こちらはシフトフォークの摩耗によるものが多いようです。
この部品はかなり頑丈に作られているのでそう簡単に壊れることはないのですが、パシフィックコーストのもっているキャラクターのせいか、気軽に乗れるのはいいのですが、日常の足として使われることも多く、その分、劣化が早くそれに対するメンテナンスも行われる機会が少ないということでオイルの劣化や汚れからシフトフォークの可動部分の摩耗が激しくなり、きちんと動かない状態になってしまい、ギヤ抜けを起こしてしまうようなのです。
この部分の修理は少しお金がかかります。
エンジンを降ろしてトランスミッションを分解してといった工程を踏まなければなりませんし、部品がたくさん詰まっているトランスミッションを分解しなければなりませんので、時間と労力がかかります。
部品代を合わせて10万円から15万円ぐらいといった修理費用がかかる事でしょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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