VFR800でよくある故障と修理費用

複合的なセンサー故障でエンジンが止まる

 

このモデルで結構出ている不思議なトラブルです。
エンジンかけてギヤを入れて、さて走り出そうとした時に少しでも車体を傾けるとエンジンが止まってしまうというものです。
症状としては傾けるとエンジンが止まるということと、メーター部にあるニュートラルランプが点滅していることだけです。
ニュートラルランプが点滅するということはそれを検知するニュートラルスイッチの故障が発生していることはわかりますが、それだけで果たしてエンジンが止まってしまうということにどうしてつながるのでしょうか。
それは最近になってよく付けられるようになった安全装置が悪さをしているからです。
VFR800にはいろいろな安全装置が付けられています。
これは飛び出し事故とか転倒時の車両火災などを防ぐため、無人で走ってしまうことを防ぐためにつけられているもので、キャブレター式からインジェクション式に変わったことによって採用され始めました。
インジェクション式は電気的に燃料噴射を管理することができ、エンジンを掛けさせたく時や掛けさせたい時を能動的に作り出すことができます。
サイドスタンド出ている時やクラッチレバーを握っていないといった時などエンジンを掛けさせたくない時、そして転倒した時などは燃料をカットし、それ以外の時は燃料を供給することができるのです。
これらのものはいろいろなセンサーによって状態を検知し、それによってECUが制御する形となっているのですが、それらのセンサーはどこかしらでつながっており、1か所のセンサーが壊れただけで、違うセンサーにも影響を及ぼしてしまい、時には間違った制御をしてしまうことがあるのです。
それが今回のトラブルの原因で、根源はニュートラルスイッチとなりますが、そのセンサーの故障や接触不良によって、転倒時に機能するバンクセンサーが誤った信号を出してしまい、ちょっとした傾きでも転倒して時と同じ状態とご認識してしまうことからエンジンの燃料をカットしてしまうことになるのです。
燃料をカットされれば、いかなる状態でももちろんエンジンが止まるわけです。
ですので、修理はニュートラルスイッチを交換することになります。
部品代はガスケット込みで1200円ぐらい、そして工賃が5000えんぐらいとなり、合計でも10000円ぐらいで直すことができます。
何でもかんでも電子制御にしてしまう現代ですが、それによってこういった奇妙なトラブルが起きてしまいます。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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