CB900Fでよくある故障と修理費用

パルスジェネレーターの故障で点火時期がずれる

 

中回転以上になるとエンジン回転数が安定しない、ギヤが高いと高回転まで回らなくなるといってトラブルを経験したCB900Fオーナーがたくさんいるようです。
面白いものでアイドリングや1速から3速ぐらいに比較的ギヤ比の低い時では全く問題ないのですが、ギヤ比が高い時だけおかしくなるとか、上り坂などでおかしくなるという症状が出るようです。
ギヤ比が高いとか登り坂というのはエンジンに負荷がかかる状態、ということは負荷がかかる時に何かが起こっているという判断ができます。
そこで突き当たるのが点火時期の問題です。
CB900FにはCDI点火が採用されているのですが、そのCDIに点火時期を知らせるためパルスジェネレーターという装置です。
ジェネレーターというと発電機のことと思ってしまいますが、パルスジェネレーターはクランクシャフトつけられているもので、クランクシャフトが回転すると同時に回転し、コイルが付けられているところに差し掛かると微弱な電気を発電することからジェネレーターという名前が付けられていますが、その発電によって何かを動かすということではなく、1つの電気信号として扱われます。
その信号が使われるのが点火時期で、最近のモデルであればクランク各センサーでクランクシャフトの回転位置を知り、そこから最適な点火時期を得るようになっていますが、CB900Fが発売されていた時期はキャブレター式で点火系も普通のCDI点火となっていたので、パルスジェネレーターからの微弱電流を点火信号としてつかい、その電気が流れてくる時にスパークプラグに電気を流すという形をとっているのです。
そのパルスジェネレーターが壊れてしまうとエンジン回転数が高い時や負荷のかかった時に電気信号を出すことができなくなることがあるため、そこで正常な燃焼行程ができなくなり、不安定な回転やエンジン回転数が上がらないといったことになってしまいます。
CB900Fも相当古いモデルですので、ここ数年間に作られたオートバイでは出ないようなトラブルが出てもおかしくありません。
そのひとつがこのパルスジェネレーターの故障です。
パルスジェネレーターの故障には回転する円盤側の故障と固定されているコイル側の故障がありますが、CB900Fの場合はほとんどがコイル側の電気的故障です。
修理はこのコイルを交換することで行いますが、部品供給がもうない状態で新品を手に入れるのはなかなか難しく、中古のものを購入するか、CB750Fなどの部品を流用するか、部品を手に入れやすいアメリカから輸入してくるかのどれかの手段を取らなければなりません。
それでも部品自体の値段は数千円ですのでそれほど高くはならないでしょう。
工賃入れて10000円以下で直すことができるのではないでしょうか。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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