ブロード90でよくある故障と修理費用

加速不足はウェイトローラーの固着

 

屋根付きバイクとして発売されたキャビーナから屋根を取った形で販売されたのがブロード90ですが、このモデルでトラブルが多く出ている箇所がベルト変速機の部分です。
このモデルは、キャビーナから屋根を取っただけという作り方をされているため、屋根がないこと、それに伴った小変更以外はキャビーナと全く同じです。
キャビーナでは屋根による重心の高さを補うために徹底した低重心設計がされており、車体自体も低く、長い形で作らました。
そのため同クラスのモデルと比較しても大きなボディを持つことになり、重量もその分増えてしまいました。
ただ、これがキャビーナだけならいいですが、それをそっくりそのまま使った形の屋根なしブロード90では、無用の長物で、それが故障を引き起こしやすい1つの要因となってしまったのです。
重量が重たいということはそれだけエンジンやトランスミッションに負担がかかります。
ゴーストップの多い走りをすることが多いこういったスクーターではなおさらでしょう。
エンジンへの負担は遠心クラッチが滑ることで負担が軽減されますが、その分、駆動系に負担のすべてがかかってくることになり、その負担からベルト変速機が壊れやすくなるようです。
症状として出るのは、発進加速の鈍さと速度の伸びが悪いといった走り全体に出るもっさり感です。
だいたいこういった症状が出る場合は変速機内のトラブルが疑われることが多く、実際に分解してみると変速を行うために一番重要なウェイトローラーがないかしらの理由で固着気味となっていて、変速幅が狭くなっている、あるいはひどいものになると完全に固着してしまって全く変速されていないということで起こります。
ウェイトローラーの固着は主にウェイトローラーの偏摩耗が原因で、プーリーが回転することによって生まれる遠心力によって、ウェイトローラーが転がりながら外側へ移動する、それによってプーリーの有効径が変化することで無段変速を行うことができるといった中で、ウェイトローラーが転がらずにそのまま移動することによってウェイトローラーの一部分だけが減ってしまい、それが繰り返されると更にその部分だけ減ってしまうので、もう二度と回転することができなくなってしまうのです。
転がらずに移動するため、動きは当然悪くなりますので、その抵抗でウェイトローラーが一番外側までいかない、あるいは戻ってこないということで半固着状態や固着状態になってしまいます。
最初にウェイトローラーが転がらなくなる理由は大気中のごみやクラッチシューの削りかすなどが内部に侵入してしまうことなので、このトラブルを防ぐには定期的なメンテナンスが必要になります。
修理はウェイトローラーの交換とベルトの交換をすることとなるでしょう。
ウェイトローラーは1000円ぐらいで購入でき、ベルトは高くても3000円ぐらいで購入できます。
費用は工賃を加えてだいたい10000円ぐらいとみるといいでしょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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