リード100でよくある故障と修理費用

クランクベアリングのガタに注意

 

ホンダの原付スクーターの走りとなったタクトの兄貴分として作られたのがリードの始まりです。
その後、排気量アップ版が発売されるようになり、中国製の4ストロークエンジンモデルになる前の最後の2ストロークエンジン搭載モデルとなるのが100ccエンジンを搭載したリード100です。
今でも2ストロークエンジンファンから多大なる人気を持っているモデルですが、この当時のホンダが作るスクーター用の2ストロークエンジンには1つの欠陥ともいえる不具合がありました。
それがクランクベアリングの耐久性です。
クランクシャフトは、エンジンがかかっている時は絶えず回り続けているもので、この回転がすべてのエネルギーの源となります。
クランクシャフトに回転力を与えているのは、ピストンの上下運動であって、4ストロークエンジンであれば2往復で1回の燃焼行程、2ストロークエンジンでは毎回の燃焼行程でその上下運動を生み出しているということになります。
燃焼行程は圧縮された混合気が一気に爆発する形となり、かなりの力を持つわけで、その燃焼行程の回数が多い2ストロークエンジンは4ストロークエンジンよりクランクシャフトに負担がかかるわけです。
リード100は単気筒エンジンですので、クランクシャフトの左右がクランクケースに固定される形を取りますが、その際に直接クランクケースの内側に固定するのではなく、スムーズな回転を行うために頑丈なボールベアリングを入れてから固定される形をとっています。
要するにクランクシャフトの位置をしっかりと決めるのはこのボールベアリングであるクランクベアリングなのです。
クランクシャフトにかかった負担はすべて左右のクランクベアリングにもかかります。
それが繰り返されていくと、クランクベアリング内のボールが摩耗していき、周りが悪くなるのと同時にガタが出始め、ピストンの力がかかるごとにクランクシャフト自体がベアリングのガタの間で動いてしまうのです。
そうなると典型的なエンジンからの異音という症状を発します。
ガタが出た時の音は静止状態で手で動かせば、カタカタといった程度になりますが、それを交換店で行うことになると、ガチャガチャとかギューンという音になります。
この音がカバーの下にあるエンジンから聞こえてきたらクランクシャフトにつけられているクランクベアリングに不具合が起きていると判断してください。
修理はエンジンを分解して、クランクベアリングの交換を行います。
幸いなことに2ストロークエンジンでベルト駆動ですので、分解は比較的簡単なものとなりますから、工賃は意外と安く10000円ぐらいで大丈夫でしょう。
あとは部品代としてガスケットやクランクベアリングを購入した金額5000円ぐらいがかかります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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