BT1100でよくある故障と修理費用

イタリア製のバイクというとベスパやモトグッチ、ドゥカティといったメーカーが有名ですが、ヤマハでもイタリア製のバイクを販売していました。
それがBT1100ブルドッグというモデルです。
このモデルはベルガルタというところ作ったモデルでヤマハの資本が入っているため、ヤマハのバイクとして販売されているものです。

 

シャフトオイルが白くなる

 

このモデルはドラッグスター1100のエンジンが搭載されており、ドライブトレーンもチェーンではなくシャフト式を採用しています。

 

チェーン式はフロント側のスプロケットの回転をチェーンを介してリヤホイールのスプロケットに伝えることで動力の伝達を行いますが、シャフトドライブはベベルギヤを使ってエンジンの回転をシャフトの回転に変換し、リヤホイールの部分で再度回転の向きを変えてリヤホイールを回転させるという構造を持っています。

 

そのため、リヤホイールの部分にはギヤ構造があり、それを潤滑するために専用のギヤオイルが入れられていますが、そのギヤオイルを交換する時に抜いたオイルが白く白濁していることが多いようです。
本来であればオイルだけしか入っていないので白濁することがないのですが、白濁しているということは内部に水分が入っていて、それがギヤの動きでかき回されて乳化している状態になっているということです。

 

潤滑のためにオイルを入れてあるのに、そこに水分が入っているのはあまり良い環境とは言えないでしょう。
確実に潤滑性能は落ちており、そのままでいるとギヤボックスからの異音や激しい摩耗などトラブルの引き金になってしまいます。

 

ほぼ密閉状態になっているギヤボックス内にどこから水分が入ったのか、どこかに隙間があれば水分が入る前にオイル漏れを起こして気が付きます。
実はギヤボックスには、内部の圧力を抜くために圧力弁が付けられていてそれが原因で水分が内部で作られているのです。

 

密閉されたギヤボックス内でギヤが高回転で回ると圧力を生み出します。
圧力がかかっていると内部のギヤのまわりが悪くなりますし、内部のオイルが外に出ようとしてオイル漏れの原因となります。
それを防ぐためにある一定の圧力以上になるとリリースする圧力弁をつけ、そこで圧を抜いているわけです、
しかし、その圧力弁がごみなどで詰まることで内部の圧力を抜くことができなくなり、内圧が高まったことで結露が発生、その結露の水分がオイルに混入し乳化してしまったということになります。

 

この状態を回避するには圧力弁を掃除したり、新しいものに交換するしかありません。
そしてまめにオイルを交換することも必要です。
修理をするということであれば、圧力弁の交換でだいたい10000円ぐらいの費用が掛かるでしょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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