XV1700ASロードスターミッドナイトでよくある故障と修理費用

ヤマハの超大排気量アメリカンモデルのXV1700ASロードスターミッドナイト、かなり長い名前ですがご存じのとおり逆輸入モデルです。
逆輸入モデルは修理箇所によっては、部品の調達が難しいことがあって、修理をすることはできるが部品が手に入らない、手に入るまでかなり時間がかかるといったことで足止めをくらうことがあります。

 

走っているとガソリン臭い

 

このモデルで結構聞くトラブルにガソリンの匂いがしてくるというものがあります。
それは突然起こるようなのですが、それまで全く何でもなかったのに今日走り出したらバイクのまわりにガソリン臭が漂っているといった感じです。

 

ガソリンの臭いがするわけですから燃料系のトラブルであることには間違いないのですが、その燃料系の中で一番多く壊れることがあるのが燃料ポンプです。

 

このモデルの燃料ポンプはキャブレター仕様車のただ単にガソリンをタンクからキャブレターまで送るといったものではなく、インジェクターから燃料を噴射するための圧力、燃圧を作るためにも機能しています。
いわゆる燃圧というものですが、インジェクション式の燃料供給というのは燃料ポンプで作られた圧力を持ったガソリンをインジェクターという電子式の蓋がついた霧吹き、インジェクターから吹き出させることで燃料供給を行います。
要するに燃圧がなければいくらガソリンがインジェクターまで届いていたとしてもエンジンをかけることができないのです。

 

ですので、燃料ポンプでは高い圧力を生み出す必要があり、それだけ燃料ポンプに負担がかかってしまうわけです。
今回のトラブルもそれが大きく影響しています。
ガソリン臭は燃料ポンプからのガソリン漏れで、燃料ポンプのケースと電気モーターやポンプが入れられている稼働部の間にあるパッキンの劣化や亀裂によって起こっています。

 

ガソリン自体も攻撃性がありますし、熱の影響もありますので、ゴムのパッキンの劣化が早まり、そこで高圧がかかることでその隙間からガソリンが漏れてくるのです。
圧力がかかっているのでダラダラといったものではなく、じわじわと結構な量が漏れてきます。
ガソリンが漏れているということは車両火災の可能性が高いということになりますので、臭いを感じたらすぐにでも修理に出した方がいいでしょう。

 

修理は燃料ポンプを分解してパッキンとなるOリングとゴムカバーを交換する形で行います。
費用としては工賃がちょっとかかりますので、併せて10000円ぐらいといったところでしょうか。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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