TMAX530でよくある故障と修理費用

燃料ポンプの故障

 

530ccというかなり巨大なエンジンを搭載するビッグスクーターのTMAX530、2017年4月に新しいモデルが出たばかりですが、このモデルでは燃料ポンプに不具合を抱えるものが多く、何回も燃料ポンプを交換している方もいるようです。

 

燃料ポンプはインジェクション式のバイクにおいては燃料をインジェクターに運ぶ役目とインジェクターからきれいな霧状に噴射するために必要な燃圧を作る役目があります。
通常、燃料ポンプが壊れ始めると突然止まる前に燃圧が下がることで異常燃焼を起こし、エンジンの不調を訴えるものですが、今回のトラブルはどうやらそうではないようです。

 

症状としては走行中に減速しようとしてアクセルを緩めるとエンジンが止まるようなシュボシュボという音とともに前後にガクガクするようになるというものです。
この時、アクセルを開けると何事もなかったかのようにまた元気よく走り始めるといった異なることもあるようですが、そのままアクセルを緩めたままにしておくとスピードが下がるのと共にエンジンの回転数も下がりエンジンが止まってしまいます。

 

これは燃料ポンプの故不具合によって燃料供給と燃圧を作ることができなくなっていることから起こるもので、サービスキャンペーンとして無償修理が行われています。
サービスキャンペーンの内容は、外気温が高い時や連続してエンジンをかけているとその熱が燃料ポンプに伝わり、内部の部品が熱膨張を起こして、それがポンプの回転部分にあたり、電気モーターの回転を阻止してしまうということらしいです。

 

燃料ポンプが止まってしまえばインジェクション式のバイクではエンジンの回転を維持することができずに止まってしまうのも当たり前です。
サービスキャンペーンですので、修理に出せば無償で対策品として作られた燃料ポンプに交換してくれます。

 

しかし、残念なことに対策品に交換してもまた同じ症状が出ることが多く、ヤマハとしては更に対策品を作り申し出に対して無償交換をしているようです。

 

実は最初につけられていたものと1つ目の対策品はいわゆる発展途上国と呼ばれる人件費を安くすることができる国で作られていたもので、不具合の原因として作りの悪さもあったため、2個目の対策品は純国産品となっているようです。
この日本製の対策品に交換すると症状は出なくなるようです。

 

しかし、同じモデルで同じ場所にサービスキャンペーンが2回も出されるというものかなり珍しいことで、ヤマハの部品管理の悪さ、部品製造の悪さがよくわかることでもあります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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