FZR1000でよくある故障と修理費用

国内向けFZR750の輸出モデルとして作られたFZR1000、エンジンをボアアップして1000ccまで排気量を拡大したモデルです。
国内販売は一切されておらず、現在日本にあるモデルはすべて並行輸入車となります。

 

EXUPシステムの故障

 

このモデルで絶対外せないトラブルというのがEXUPシステムの故障です。
EXUPシステムとはいわゆる排気デバイスと呼ばれるもので、各シリンダーから延びたエキゾーストパイプが集まる部分につけられている機械式のバルブで、そのバルブを開け閉めすることで排気抵抗を変化させ、低中回転時のトルク不足を補うためにつけられています。

 

構造はマフラーの集合部に機械式のバルブが付けられており、それを稼働させるためのサーボモーターとバルブとサーボモーターを連結する輪っか状のワイヤーで構成されています。
サーボモーターが動くことでバルブの開閉角度を調整し、停止状態で全閉、エンジンをかけると30度オープン、エンジン回転数が4000rpmを超えるところから徐々に100%オープンになるような制御がされています。

 

このシステムで壊れるのは、バルブの固着、ワイヤーの伸び・切れ、サーボモーターの故障といったものとなりますが、その中で一番多いのがバルブの固着です。
バルブは、排気ガスがまともに当たる部分につけられているので、排気ガス内のカーボンやスラッジなどがたまりやすく、更に熱を帯びることになりますので、可動部に塗られているグリスが流れ落ちたり、取れてしまったりすることがあります。
その結果、サーボモーターがワイヤーを動かしても動きが悪くなっているため正常に機能せず、ある一定のところで止まってしまったり、可動範囲が狭くなってしまうことがあります。
低回転のトルクが細くなった、高回転の伸びが悪いといった症状が出た場合はこの固着が原因でしょう。
修理としてはこのバルブを交換します。
費用としては部品代として15000円ぐらい、それに工賃を足して25000円から30000円ぐらいとなります。

 

その次に多いのがサーボモーターの電気的な故障です。
経年劣化によって壊れることもありますが、ほとんどの場合、バルブの動きが悪くなったことで負担がかかり、それによってサーボモーターが壊れてしまうといった二次被害的な壊れ方をすることが多いようです。
こちらはサーボモーターを交換しなければなりませんので、先ほどの費用に5000円から10000円ぐらい加算した費用が掛かります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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