XVS1300Aでよくある故障と修理費用

XVS1300AはXVS1300シリーズの標準モデルとして作られているものです。
海外向けモデルで日本では正規販売されていませんが、南アフリカ向けのモデルが並行輸入されているので、それを手に入れる形となります。

 

ブレーキランプがつかない

 

これは保安基準に反することになることですが、ブレーキをかけてもブレーキランプが点灯しないというトラブルです。
だいたいこういったトラブルはブレーキランプの球切れやそこにつながる配線、ブレーキランプをつけるためのスイッチが故障して起こることが多いのですが、このモデルは不思議なことにフロントブレーキを掛けた時はちゃんとブレーキランプがつくのに、リヤブレーキペダルを踏んだ時だけブレーキランプがつかない、あるいはブレーキランプがついても暗くてついているかどうかも分からないぐらいになってしまうことがあるようです。

 

こうなる原因はブレーキペダルの根元あたりつけられているブレーキスイッチとブレーキペダルを繋ぐスプリングの伸びです。
リヤブレーキをかけるためにブレーキペダルを踏むとそのブレーキペダルにつけられたスプリングによって、リヤブレーキスイッチが引っ張られ、それが導通することでブレーキランプを点灯させる仕組みになっているのですが、そのスプリングが時間とともに伸びていってしまい、ブレーキペダルの動きによってブレーキスイッチをオンにすることができなくなるわけです。

 

スプリングが伸びるというとイメージ的にはコイル状になっている部分がダラダラに伸びて隙間が空いてしまっているといった状態を想像してしまいますが、このトラブルではコイル状になっているところは全く伸びておらず、両側にある引っ掛けるためのフック上にしている部分が延びてしまうのです。
これはどう見てもスプリングの設計ミス、強度不足です。

 

どうしてこの部分にスプリングが入れられているかというとブレーキペダルの移動量は常に一定ではないからです。
ブレーキペダルの移動量が常に同じ状態であれば、ブレーキペダルに直結した形でブレーキスイッチをつけたり、リンクを介してブレーキスイッチと連結させることができますが、強く踏んだり軽く踏んだりすることがあるブレーキペダルに対して、一定の位置でスイッチがオンとなるブレーキスイッチとをつなぐにはその間に緩衝性が必要となるわけです。
その緩衝性を持たせるのがスプリングであって、ブレーキペダルを軽く踏んでも一定の位置でブレーキランプがつく、強く踏んでブレーキペダルの移動量が多くなってもスプリングが延びることで、ブレーキスイッチに無理をかけることなく同じ位置でブレーキランプがつくようになります。

 

こういった役目を持つスプリングが根元で伸びてしまえば、ブレーキペダルを踏んでもブレーキスイッチを引っ張りきることができず、ブレーキランプを点灯させることができないのです。

 

修理は数百円のスプリングを購入してそれに付け替えることで行います。
これはわざわざショップの持ち込むこともないでしょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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