TMAX スペシャルでよくある故障と修理費用

エラーコード12が出る

 

TMAXが2代目モデルになった時に発売された派生モデルのTMAXスペシャル、このモデルからインジェクション式になったのと同時に自己診断機能が搭載され、どこかに不具合が出た時にその内容と場所がわかるようにエラーコードを出すようになりました。

 

そのエラーコードをエラーコード表と照らし合わせて不良個所を特定するということになるのですが、場合によってはそれが全く違う判断をすることになります。

 

このトラブルがその一つ、メーター内にエラーコード12が表示されたというものです。
エラーコード12はクランクシャフトの回転数やクランクシャフトの位置などを検知するクランク角センサーという電子パーツに何かしらのトラブルが起きた時に出されるエラーコードで、クランク角センサーの故障やそれに至る配線の断線などが考えられます。

 

通常、このエラーコードが出された時にはクランク角センサーを交換すれば直ることが多いのですが、今回はそれを交換しても全く直らず、相変わらずエラーコードが表示されてしまいます。
これはおかしいということであちこちいろいろなところを調べてみると、1つの症状としてあるスターターモーターが回らないというものがあったので、スターターモーターを調べてみたら、コイルと接する部分であるコミュテーターとアーマチュアの部分が偏摩耗し、それによって芯がずれてしまったことからスターターモーターが回らないという原因を突き止めました。

 

これはクランク各センサーとは直接関係のない部分ですが、とりあえずこれでスターターモーターは回るようになったため、試しにイグニッションを入れてみると、なんとエラーコードが表示されることもなく、快適にエンジンがかかるようになったのです。

 

どうやらこのスターターモーターの不具合がエラーコードを間接的に引き出していたようです。

 

エンジンをかける時にイグニッションをオンにして、スターターボタンを押します。
通常であればここでスターターモーターが回ってエンジンがかかるわけですが、スターターモーターが機械的な故障で回らなくなっている状態になっていたので、クランクシャフトを回すことができない状態なります。
この状態を自己診断機能が間違って判断してしまい、「スターターモーターが回っているのに(実際には回っていない)クランク各センサーから回転しているという信号が来ていない」ということになり、これはきっとクランク角センサーが壊れているのだろうということでエラーコード12を表示させたということらしいです。

 

まあ二輪車の自己診断機能は自動車のものと比べると機能が限定されるのでこういったことが起こることもあるのですが、エラーコードだけを信用して、修理すると完治までかなり遠回りさせられることもあるということを覚えておきましょう。

 

今回のスターターモーターの修理には、工賃あわせて30000円ぐらいの費用が掛かります。
ただし、これはダイレクトにスターターモーターの故障であることがわかった時の話で、エラーコードに執着してあちこちいろいろと交換することになるともっとお金がかかります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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