FZ6-Nでよくある故障と修理費用

クーリングファン故障でオーバーヒート

 

FZ6シリーズのカウルなしモデルとなるFZ6-N、このモデルでよくあるのがオーバーヒートです。
オーバーヒートはエンジンの発熱量より冷却機能が下回り、エンジンの温度が以上に高くなった状態で、エンジンの不調やガスケット抜けなどを引き起こします。
エンジンブロック自体も変形してしまうため、直すにはかなり大規模な修理が必要となります。

 

空冷式エンジンでは走行風による冷却効果を期待しているため、ノロノロ運転や長時間のアイドリングなどでオーバーヒートに至ることがありますが、FZ6シリーズのように水冷式の場合は冷却系に何かトラブルが出ている時に起こります。

 

冷却系にトラブルがない場合では、水温が上がると自動的にクーリングファンが稼働して、走っていなくてもラジエーターに風を当てることができるため、冷却をすることができ、よほど高温状態が続かなければオーバーヒートに至ることはほとんどありません。

 

水冷式でオーバーヒートに至るのは冷却水の量が少ない、冷却水が汚れている、ウォーターポンプの故障、冷却系の詰まりなどが主な原因ですが、FZ6シリーズではそういったことではなく、クーリングファンが動かなくなることでオーバーヒートを起こすことがよくあるようです。

 

クーリングファンは水温センサーによって制御され、水温が一定以上の温度になるとリレーを介してファンを回すという仕組みになっています。
ファンが回らない原因としては水温センサーの故障、水温を正確に把握できなくなるので、高温になっているという判断がされないためにいつになってもファンが回りません。
それからリレーの故障、スイッチの役目を果たすリレーが壊れてしまうとファンを回す信号が流れてきてもファンを回す回路に電気を流すことができずファンを回すことができません。
そして極め付けがファン自体の故障、クーリングファンは単なる電気モーターに羽根をつけただけのもので早い話、扇風機と同じものです。
この電気モーターが壊れてしまえば、水温センサーやリレーが正常でもファンを回すことができません。

 

FZ6シリーズではクーリングファン自体が壊れてしまうことが多いように思えます。
そもそもこのモデルのエンジンは発熱量が多く、すぐに水温が上がります。
真冬以外では常にクーリングファンが回りっぱなしであることが多く、それだけクーリングファンの電気モーターに負担がかかってしまうため、思ったよりも短命で終わってしまうことになるのです。

 

普段よく回るのでライダーとしてもそれほど気にならない、気に留めることがないため、例えクーリングファンが回っていなくても気が付かず、水温が120度をオーバーしてしまってから始めて気が付くことが多いようです。

 

修理はリレーを点検の後、クーリングファンをそっくり交換します。
交換自体はボルトオンで配線もカプラー音ですので手間はかかりません。
しかし、ラジエーターを取り外さなければなりませんので冷却水の交換やエア抜きなどをしなければならないので時間と手間と工賃がかかります。
修理費用はだいたい25000円から30000円ぐらいとなるでしょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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