SRX600でよくある故障と修理費用

ギヤが渋い

 

ヤマハの大人気モデルであるSRシリーズの現代版派生モデルとして作られたのがSRX600です。
このモデルではビッグシングル特有の始動性の悪さを克服しましたが、それと引き換えにトランスミッションに持病ともいえる不具合を抱えることとなりました。

 

症状としてはチェンジペダルの動きが硬く、力いっぱい踏んだり、蹴り上げないと変速できない、そしてニュートラルに入れるのにかなり手間がかかるといったものです。

 

もともとヤマハのトランスミッションはこういった不具合が多く、オイルをいいものに入れ替えたり、交換サイクルを短くするなど対策が取られています。
しかし、そもそも仕様ですので決定的な対応策はなく、オイルの変更だけで何とか我慢しているといった状況がヤマハのバイクではよくあります。

 

しかし、このSRX600では決定的とは言えませんがかなり改善させる手段があります。
それがクラッチレリーズプッシュロッドの変更です。
このモデルには、油圧式のクラッチが採用されています。
クラッチレバーで作られた油圧をクラッチレリーズシリンダーに伝え、クラッチレリーズシリンダー内にあるクラッチレリーズブッシュロッドをその油圧で押すことでクラッチを切ったり繋いだりします。
このクラッチレリーズプッシュロッドの形状によって油圧の伝わり方が変わるため、それを対策品として出ていたものに交換することでクラッチの切れをよくして、ギヤの入りをよくしましょうということらしいです。

 

オートバイのトランスミッションは、内部のギヤに少しでも荷がかかった状態ですとシフトチェンジが重たくなる傾向があります。
SRX600の場合はクラッチの切れが悪いことで、クラッチレバーをしっかり握ってもギヤにかかる荷が大きく、それによってシフトチェンジが悪くなり、ペダルも強く踏まないと切り替わらなくなっていたのです。
クラッチレリーズプッシュロッドの形状を変え、同じ油圧でもプッシュロッドの動きを大きくとることでクラッチプレート同士をなるべく離した状態にしてクラッチを完全に切り、シフトチェンジをしやすくしたのが対策品の役目です。

 

修理はクラッチレリーズプッシュロッドを対策品に交換することで行いますがこの対策品、現在では入手困難となっています。
ヤマハ製ではありませんが、あるショップでオリジナルのプッシュロッドが発売されているのでそれを使うことになるでしょう。
費用は部品代あわせてだいたい5000円ぐらいとなります。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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