XS650でよくある故障と修理費用

シリンダーヘッド周りからのオイル漏れ

 

XS650もかれこれ45年以上昔のモデルです。
そのため故障は多く、特にエンジン周りからのオイル漏れが多発しています。
エンジンといってもいろいろな場所がありますが、オイル漏れが発生しやすいのはシリンダーヘッドです。

 

このモデルのエンジンは空冷式の直列2気筒OHCエンジンでカムシャフトとは一本でロッカーアームで吸気側、排気側のバルブを稼働するようになっています。
そのため、シリンダーヘッドの中央にカムシャフトが通っていることになり、そのカムシャフトを左右で支える部分からオイル漏れが発生することが多くなっています。

 

オイル漏れの原因はカムシャフトシールの劣化によるもので、経年劣化ですのでこれにはこれといって大きな理由はありません。
しいて言えば古いからです。
カムシャフトを支えるこの部分にはカムシャフトの回転を使った装置、ポイントとガバナが同軸上につけられています。
ポイントはポイント式点火の基礎となる部分で、ポイントカムが回ることでアーム式の端子が接触したり離れたりすることで点火のための電気をイグニッションコイルに送ります。
ガバナは進角装置で、エンジン回転数にあわせて点火時期を早くする機能を持つもので、遠心力によって点火タイミングを変化させています。

 

この2つの装置が同軸上についている中で、カムシャフトの軸受け部分からオイルが漏れているということになると、その漏れたオイルがポイントやガバナに付着してしまい、点火のための電気を送ることができなくなったり、正確に点火タイミングをすすめることができなくなったりといったように二次被害が出ることがあります。

 

修理はポイントやガバナを取り外して、カムシャフトシールの交換を行います。
このエンジンではヘッドカバーを開けなくてもシールの交換ができますので、外からの作業となります。
修理費用は部品の調達方法によって変わってきますが、だいたい5000円から10000円程度といったところでしょう。

 

これ以外にもドライブスプロケットが付けられているメインシャフトのオイルシールとか、クラッチレバーが付けられているところのオイルシールとか、シフトチェンジペダル、キックペダルなどのシールからもオイル漏れが多く出ています。

 

まあ、こういった古いモデルは日常的に出るトラブルとの戦いですので、オイル漏れが起こってもそれほど大きなことではないと考えましょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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