MT-09でよくある故障と修理費用

アイドリングの不安定

 

MT-09には2014年に発売された初代モデルと2017年に発売された現行モデルの2代目モデルの2つのものがありますが、このうちトラブルが多く出ているのが古いモデルとなる初代モデルです。

 

初代モデルでよくあるのはアイドリングの不安定さと低回転域でのトルクの低下、温間時のエンジン始動困難です。
この症状は走行距離がそれなりに進んでいるものの多く出ているようで、その原因となるのがスロットルボディ内に汚れが付着することです。

 

実はこの症状、このモデルの持病みたいなものらしく、シリンダーからの吹き返しなどによってスロットルバルブのバタフライにスラッジが蓄積して吸気の流れが悪くなることから回転が安定しなくなるようです。

 

インジェクション式の燃料供給装置はキャブレターのように吸気によるバキュームによって受動的に燃料を供給するものではなく、吸気の圧力(圧力=吸気量)をはかり、その吸気圧にあわせた燃料供給量をインジェクターという霧吹きから噴射することで燃料供給を行うといった能動的な制御を取っています。

 

そのため検知された吸気圧が絶対の存在であって、センサーで検知した時の圧力・量とスロットルバルブにスラッジがたまり流れが悪くなったところでの吸気圧・量に違いが出てしまうと適切な燃料を噴射することができなくなるわけです。
それによってエンジンの回転が不安定となり、一番安定性の低いアイドリング状態の時にその症状が顕著に出てきてしまいます。

 

この症状を直すにはスロットルボディ内のバタフライについているスラッジなどの汚れをきれいにするしか方法はありません。
エアクリーナーボックスやインテーク側の部品を取り外して、スロットルボディを露出させることができるのであれば、DIYでも十分に対応することができるでしょう。
汚れはバタフライのエンジン側にたくさんたまっているので、指などでバタフライを開け、細い棒にきれいな布を巻いたものにキャブレタークリーナーなどを含ませてきれいに拭いていきます。
この時キャブレタークリーナーなどを直接スロットルボディ内に吹き付けないこと、ここに吹き付けてしまうとバタフライを稼働させるシャフトのグリスが取れてしまい動きが悪くなってしまうので、布に含ませて使うようにしましょう。
これならわずか数百円で直すことができます。

 

ショップに出す場合は工賃が掛かりますので、3000円ぐらいの費用が掛かると思われます。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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