TDM850でよくある故障と修理費用

燃料漏れの発生

 

TDM900が出る前のTDMシリーズの初代モデルとなるのがTDM850、1998年から2001年まで発売されていたちょっと前のモデルです。
これくらいの年式となるとそろそろ修理に使う部品が手に入りにくくなりますので、修理の際は部品調達に少々苦労する場面があるでしょう。

 

このモデルでよく聞くのは燃料漏れです。
どこから漏れるのかというと燃料コックからで、滲む程度のものからドバドバと漏れてくるものまでいろいろあります。
このモデルの燃料コックは燃料タンクとは別体式となっており、ガソリンタンクからホースを伸ばし、離れたところに燃料コックが付けられているので、修理は比較的簡単です。
いちいちガソリンタンクを取り外す必要がありません。

 

漏れの原因のほとんどが内部パッキンの経年劣化によるもので、燃料コック内でガソリンを流す位置を決める機能を備えたゴムパッキンが経年劣化やガソリンによる攻撃性で硬くなり、気密性をもてなくなることからガソリンが漏れ始めます。
燃料コックのネジを取り外してハンドルと蓋を取ったらゴムパッキンとOリングを新しいものに交換するだけです。
これだけなら自分でもできますし、ショップに出しても2000円ぐらいで直してくれるでしょう。

 

ただ、これだけで直らないこともあります。
燃料コックから漏れが止まったとしてももう一か所よく漏れが発生する場所があります。
それは燃料コックにつながる燃料ホースの出どころとなるタンク側のコックです。
この部分はタンクに直接つけられている形になっているのですが、樹脂でできているため紫外線やガソリンの攻撃性、経年的なことで劣化が進み、ひび割れやコック部分が折れたりすることがあります。

 

この部分を直すにはガソリンタンク内のガソリンを抜いて、ガソリンタンクを取り外さなければなりません。
樹脂製のコックとパッキンを同時に交換することになりますが、交換する時には複数のホースが出ていますので、取り付け先を間違えないようにしましょう。
修理費用はこちらもそれほど高いものではなく、2000円ぐらいで済み、燃料コックと同時では5000円ぐらいで出来ると思います。

 

場合によってはタンク側のコックから切り替え式の燃料コックまでの間にある燃料ホースも傷んで、ひび割れなどを起こしていることもあるので、これも同時に交換することが望ましいと思います。
タンク側のコック、切り替え式の燃料コック、燃料ホース3点同時交換で8000円ぐらいで済むでしょう。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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