RD350でよくある故障と修理費用

オイルポンプのオーバーホール

 

昔、2ストモデルとして大ヒットしたRZ350というモデルがありましたがその前身モデルとなるのがこのRD350です。
RZ350は水冷式エンジンでしたがRD350は空冷式となっていました。

 

このモデルは今でも2ストエンジンファンから根強い人気があり、なかなかいい金額で取引されているようなのですが、かなり古いモデルだけあって、どのモデルも状態はよろしくないようです。

 

こういった古い2ストロークエンジンモデルでよく出るトラブルがオイルポンプの故障です。
オイルポイプは2ストロークエンジンにとってガソリン以上に大事なものです。
2ストロークエンジンは構造上、エンジン内部の潤滑のためのオイルをためておくことができず、ガソリンと同様に常に混合気の中に混ぜて、一通り潤滑をすると燃焼されて煙となって出ていきます。

 

そのオイルの混合比と供給をつかさどるのがオイルポンプの役目で、アクセル開度にあわせて流量を調整する機能を持っています。
このオイルの量が少ないとエンジン内部を潤滑することができず、オイル切れとなることからエンジンの焼き付きを起こしますし、多すぎるとパワーが出なくなって排気ガスも真っ白になって周りに迷惑をかけてしまいます。

 

それだけオイルの扱いは大事なことであるわけですからオイルポンプの存在もかなり大きいものといえます。
オイルポンプはいろいろなタイプのものがありますが、どれも走行距離に比例してどんどん劣化していき、吐出量やオイル漏れが発生します。
吐出量はアクセルとつながっているワイヤーの調整でなんとかなりますが、オイル漏れだけはどうすることもできませんのでオイルポンプのオーバーホールを行い、内部の清掃、パッキン、Oリングなどをすべて交換します。
ただ部品の供給がありませんので、社外品を使うのが妥当な手段です。
オイルポンプのオーバーホールにはだいたい20000円ぐらいの費用が掛かるでしょう。

 

アクセルワイヤーが引っかかる

 

古いモデルとなるとどうしても出てしまうのがアクセルワイヤーの傷みです。
よくあるのは、突然アクセルワイヤーが切れてしまって走ることができないということですがむしろこういったトラブルが起こった方がましです。
切れたら新しいワイヤーに交換すればいいだけですから・・・しかし、切れる1歩手前で踏ん張っているアクセルワイヤーはちょっと厄介です。

 

アクセルワイヤーは細い針金のようなものをより合わせて作られていますが、それが古くなって劣化してくるとどんどんほつれていったり、部分的に切れてしまったりして表面がささくれ立ってしまいます。
ささくれ立ったワイヤーは動き悪くなり、スプリングによって戻そうとする力を上回ってしまうことがあるのです。
要するにアクセル全開でスタートダッシュを決めた後に2速にシフトアップしようとしてアクセルをねじる力を緩めてもアクセルが戻らないということです。
これほど怖いものはありません。

 

こうならないようにアクセルワイヤーの動きに少しでも違和感をもったらすぐに交換しておいた方がいいかと思います。アクセルワイヤーは社外品のものが3000円から5000円ぐらいで売られているのでそれを使うといいでしょう。
ただ、オイルポンプのワイヤーとの兼ね合いもあって、調整が少し難しいところがありますので自信がない方は工賃をかけて修理に出した方がいいでしょう。
工賃と合わせてだいたい8000円から10000円ぐらいでやってくれると思います。

修理するより売ったほうが得するかも・・・・

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